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Channel: クラス委員ブログ »種から学ぶおいしい野菜クラス
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【第五回】 土と微生物の深ーい関係?!

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楽しかったFWも終わりクラスもいよいよ佳境に入ってきました!
クラスも温まってきたところで今日もみんなで楽しく学びましょー♪

今回は、植物が成長するのに切っても切れない腐れ縁、、、
土と微生物の深ーい関係と微妙なバランスについて学びます。

1cmの土が出来上がる(堆積する)までには、
微生物の堆積(死骸)→もぐら等が掘り起し→
ミミズが分解→土 という工程を約100年かけて
自然界の中では行われています。その中で微生物の働きは
非常に重要な役割を果たしておりバランスの中で作られています。

野菜を育てていく中で必ずと言っていいほど
アブラムシがついてきてしまいます。そのアブラムシは
テントウムシが天敵なのですが、アブラムシ自身が
野菜を食べ甘い蜜を出すことによって、テントウムシの天敵である
アリを誘い身を守っています。

さまざまな植物の病気(ウイルス)を媒介する
アブラムシは窒素に寄ってくる性質があり、窒素過多な
植物ほど多く寄ってきてしまいます。微生物はその中で
窒素を分解します。

このように元々ある様々な自然界の自浄作用(バランス)に
よってライフサイクルが成り立っているとのこと。

う~ん、なるほど!! うまくできているなぁー
バランスって大事ですね☆

また、みみずがたくさんいる畑や田んぼほど
農薬など使われていない自然な状態と思われがちですが、
実際ひめみみずなどは農薬を分解、化学物質(窒素)
浄化する作用、つまり食べ物としているため
使っているところほど集まりやすい。。。
逆をいうと窒素が多くない、農薬を使っていないところ
ほど、ひめみみずなどは居ないことになります。

このことから、人間の都合の良い形に変えたために
窒素過多(栄養過多)になっている植物ほど
アブラムシが寄ってきてそのアブラムシを
退治するために農薬を使う。。。
使った農薬を分解するためにヒメミミズが沢山という具合。

微生物の世界でも、ベト病菌(生きたものを溶かす)、
ブサリウム菌(枯らす)、放線菌(土に分解)という
ライフサイクルがあり、そのバランスの上で
植物が元気に育つ土壌がはぐくまれています。

じゃあ、実際どうするか。。。

てっとり早く何かを途中で入れてしまうのではなく、
ちょっと考え方を変えて、これらの自然のサイクルを
うまく利用しバランスを保つことに注力することで
農薬を使わず野菜にとっても、
人にとっても、本当の意味で健康なものを
育てることができるのではないか?

道端の雑草などでも、コンクリートやアスファルトを
突き破って生えてくるのをよく目にしますが…
自然の力ってホントすごい!とあらためて思いました。

今日は、とても難しいお話でしたが、
バランスを大事に、、、自然と調和して
無理なく活かすことが重要だということがわかりました。

植物だけではなく人間の世界でも同じなのかなぁー

ということで、今回も種クラス恒例の食べ比べ
今回は小松菜編ということで、AとBそれぞれ無肥料野菜と
有機JAS野菜の食べ比べをしました!

後口感で違いを感じるとのことですが、
たしかに同じ小松菜でも味がぜんぜん違う!
というのはわかったものの後口感で判断
するのはまだまだ難しい~ まだまだ修行が足りてません…笑

次回の講義がますます楽しみになってきました~

クラス委員 さとみん&じょいまん


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